・走れ!走れ!走れ!

ペンダン トの中の 幼いころの僕ら
なんにも わからずに 絶えることなき笑顔
尋常ないほどに 降りしきる鉄の雨
軋みだした歯車と 始まりをつげる 鐘

果てしない慈愛を
果てしない慈愛を
感じ取った その果てに あなたが待つ

たとえ たとえ、因果が僕を 締め付けようとも
進め 進め 災禍の中 焼き焦がれようとも

吹雪の朝でさえ 休むこともなくて
比類なき山を超えて 背にうける 残光
嵐の夜でさえ 降りしきる鉄の雨
比類なき風を超えて  包み込む 残響

果てしない未来を
果てしない未来を
掴みとった その時に 桜が咲く

たとえ たとえ、因果が僕を 締め付けようとも
進め 進め 災禍の中 焼き焦がれようとも

まるで まるで ひとひらの花びらのように舞い
いまも いまも たゆたう 大河 ながれ続ける

たとえ たとえ、因果が僕を 締め付けようとも
進め 進め 災禍の中 焼き焦がれようとも



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